もう少し理解を掘り下げると世界が変わる。

公開日:2017/02/22
最終更新日:2017/04/21

僕らはもう少しだけ理解を掘り下げた方がいい。

本サイトのテーマの一つです。

理解を掘り下げる。

これができると本当に世界が変わります。

物事を掘り下げる事の重要性に気付き、その楽しさを覚えましょう!

掘り下げてないといつまでも曖昧な状態に留まる。

「自転車とウォーキング、どっちがいいですか?」

臨床や身近なところでもこういった「どっちがいい」という質問は多いです。

多いのですが

「どっちが良いって何に関してなのかな?」

と、答える側も困ってしまうケースが非常に多いです。

質問している側も、実は良く分かっていない。

何となくで質問をしている。

これは本当に勿体ない事だと思います。

ここは「セルフメディケーション(自己管理)」においては物凄く重要なところなので詳しく説明をします。

大枠(親カテゴリ)は同じでも、ジャンル(子カテゴリ)が異なるものを比較しても意味が無い。

僕ら患者の殆どがハマっている落とし穴はこれです。

「大枠(親カテゴリ)」の区分けまでで物事を把握しようとしている状態です。

これだと色んな所で誤解が生まれたり、勘違いが生まれてしまう事が多くなります。

僕が本サイトで良く言っている「掘り下げる」というのも基本的にはここを指しています。

「目的」が曖昧の状態だと、掘り下げることなく「親カテゴリ」での比較になりがちなんですね。

そこはまだ答えの遥か手前の状態なので、答えが出てこないのです。

「洋服」を例にしてみるとこうなります。

この問題を洋服を例にして見てみましょう。

ある日、友達に聞かれました。

「どっちの服が良いかな?」

どんな服かと見てみると

  • モコモコの防寒着
  • ファッション性の高い夏服

同じカテゴリであっても、全く異なるジャンルの服を見せられて「どっちが良い?」と聞かれても答えようが無いんですよね。

多分、誰もが思うと思います。

「どっちもある意味良いんだけど、良いの基準は何? 防寒機能?ファッション性?」

  • そこで友達が「防寒」と答えれば防寒具が「良い」に。
  • そこで友達が「お洒落」と答えれば夏服が「良い」に。

基準・目的次第で「良い」方が変わる訳です。

それと同じ事が「自転車」と「ウォーキング」にもあてはまるのです。

「自転車」と「ウォーキング」はカテゴリは「運動」でもジャンルは異なる別物。

自転車とウォーキング。

これは「親カテゴリ」である「運動」までは共通しています。

ですが「運動」としての特徴は全く別の「別ジャンル」の運動にあたります。

分ける指標は人それぞれだと思いますので僕が使ってる分け方を紹介します。

自転車の特徴

  • 大腿伸筋群を主に使う運動
  • 殿筋は殆ど使わない
  • 膝関節への負担が非常に軽い
  • 消費カロリーは高め
  • 上半身は殆ど使わない。
  • 結構疲れる

ウォーキングの特徴

  • 大腿屈筋群を主に使う運動
  • 殿筋が重要な働きをする。
  • 膝関節への負担がそれなりにある。
  • 消費カロリーは低め
  • 上半身は殆ど使わない
  • 比較的楽。

運動は運動なんですけど、主に使う筋肉が異なる為に「どっちが良い」と比べるものではないんです。

同じ運動だけど、全く畑違いなものなんです。

膝の負担を減らしたいなら「自転車」、血圧下げたいなら「ウォーキング」

ウォーキングと自転車の話をしてきましたが、もし質問者の方が「膝が弱いから膝に負担が無い運動が良い」と希望されていた場合

迷わず自転車を勧めます。

自転車の特徴は膝関節への負担が軽い事です。

そして、「血圧が高めだから、血圧を正常値に戻したい」という質問であれば

迷わずウォーキングを勧めます。

それぞれの目的に合致した手段を提案するのです。

最善の選択は「明確な目的」があってこそ絞り込まれるという事ですね。

 

選ぶ基準・目的を掘り下げれば、自然とカテゴリも掘り下げられる。

結局、比べる対象を間違えている場合は、まず「目的・基準」が定まっていない状態だと言えるでしょう。

  • 何のために取り組むのか?
  • 目的は何か?
  • 選ぶ基準は何か?
  • 達成目標は何か?

ここまで自分の中で定まっていれば、後はそれに合致する手段を選ぶだけですので「比べる意味」が出てくる訳です。

逆を言えば、ここが定まっていない状態だと、何を比べても比較する事すらできません。

最初に取り組むべきは「目的・基準」を明確・具体的な状態まで掘り下げる事です。

それで7割方の作業は終わりです。

「悩む・迷う」というプロセスがどんどん減りますので世界が変わって見えますよ!

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