爪先と踵で歩行は別物となる。

公開日:2017/02/23

階段における足の使い方でも歩行は別物になる。

  • 「エレベーターを使わずに階段を使う」
  • 「エスカレーターを使わずに階段を使う」

こういった方は多いと思います。

身体を動かすのはとても健康に良い事ですし、平坦な道の歩行に比べて大きな運動効果が期待できます。

なので、どんどん歩くべきだと僕も思う。

ただ、歩行も中々デリケートな運動でして「踏ん張る場所」一つで全然違う運動になるので要注意です。

爪先で登ると「大腿四頭筋」と「腓腹筋」が頑張る。

日本人に圧倒的に多いのはこちらです。

この場合、踵が浮く形になる為に、ふくらはぎの筋肉が足首を固定する為に頑張ります。

そして前に進むための推進力として「大腿四頭筋」が膝を伸ばす形で働きます。

これが爪先で階段を登る時の歩行です。

俗にいう「膝歩く」というやつです。

女性のヒールは正に「爪先歩き」を作り出す。

ヒールの高い靴は「むくみ」を起こしやすい

上記記事でも書いていますが、

女性のヒールはこの「爪先歩き」を作り出します。

更に爪先が狭いので足をすぼめる形になり、不安定な状態を敢えて作り出している状態です。

ふくらはぎの筋肉である腓腹筋とヒラメ筋はそりゃ頑張ります。

その結果、ふくらはぎはパンパンになり、むくみだって出てくる。

更に、ヒールを履いている女性の多くは、膝を曲げたまま歩いている人が非常に多い。

「ヤドカリ歩き」

です。

これでは常に大腿四頭筋が重労働です。

当然パンパンに張ってしまいます。

若い女性でむくみが多い人は、ヒールを履いている人が多いです。

そういう人は殆どが太腿の筋肉がパンパンになっています。

下肢の血流障害が普通に起こる状態なんですね。

ヒールを履く女性は大変だと思います。

踵で登ると「大殿筋」が頑張る。

僕が提案したいのはこちら「踵」で階段を登る運動です。

日本人はデスクワークが多い上に、車や自転車が日常の足となっています。

常に股関節を90度屈曲している状態です。

これでは大殿筋は全く使われません。

大腰筋も然りです。

僕ら人間は「大殿筋」と「大腰筋」の太さが生物としての特徴なのに、その特徴を抑え込む生活になっているのです。

だから腰痛にもなるし、変形性股関節症から変形性膝関節症までなりやすい。

原因は一つでは無いですが、大きな要因となっているのが

  • 「大腰筋」を使わない生活
  • 「大殿筋」を使わない生活
  • つまりは「股関節を使わない生活」

ここにあると思って間違いありません。

だから、せめて階段ではしっかり使う歩行をしましょう。

踵からしっかりついてお尻の大殿筋と大腰筋を使って、しっかり足を振り上げましょう。

特に何かを意識する必要はありません。

踵着地で歩けばしっかり大殿筋と大腰筋を使う歩行になります。

階段を1段飛ばしにすれば更にしっかり筋肉を使う事になります。

階段くらいは踵でしっかり歩こう。

僕ら日本人は本当に歩かない。

歩いても実に歩幅が狭い。

歩幅が狭いというのは股関節が動いていないという事。

それではせっかくの歩行が「運動療法」として活用されない。

とある療術家の言葉を借りるなら「歩いているじゃなくて動いているだけ」という事になる。

僕らの身体はもっとしっかり使って欲しがっている。

だから、せめて階段だけでも、しっかり踵で着地して、大股で、股関節を使ってあげましょう。

それは大殿筋と大腰筋をしっかり使う事であり、上半身に良い運動刺激を送る事にもつながります。

大股で歩くという事は、腕の振りが必要になる為です。

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