その日、僕は椎間板ヘルニアを知った。

公開日:2017/02/24

25歳で僕は椎間板ヘルニアを知った。

僕は当時25歳。

ベンチャー企業で働いて、毎日15時間くらいは働いていたと思います。

毎日朝6時に出社して夜12時過ぎてから帰る生活が1年半くらい続いていました。

それが楽しかったんですよね。

給料は上がらなかったんですけど、売上が頑張れば頑張る程に上がっていくので達成感もありました。

そんなときです。

椎間板ヘルニアからのお迎えがあったのは。

朝、起きようとしたら突然の「ビビビビビ!」

今でも覚えています。

朝5時半頃に起きて、さぁ今日も頑張るかと起き上がろうとした途端。

「ビビビビビィィィ!!!」

ある一定の角度まで身体が起きた瞬間に走りました。

腰じゃなくて「太腿の裏」にです。

 

「へ?」

 

これが神経痛に対する僕の初印象でした。

動かしてるのは「腰」なのに痛みは「太もも裏」という摩訶不思議。

初めての経験に対しても驚いたのですが、一番驚いたのは

「動きと症状が一致していない」

という事。

腰を曲げたり伸ばしたりしているのに、痛みがやってくるのは腰とは関係のない「太腿の裏」でした。

逆に太腿を動かしても全く症状が出てこない。

  • 痛くなるのは太腿の裏
  • 太腿の裏を動かしても痛みが出ない
  • 腰を一定の角度まで持っていくと痛みが出てくる。
  • でも、腰は全く痛くない。

何とも摩訶不思議な事が起こっているなーと思いつつも、心は不安でいっぱいでした。

何かマズイ病気にでもなったのかな。

これはどう見ても「ぎっくり腰」でもなけりゃ「腰痛」でもないよな。

じゃあ、何?

経験のない事に襲われると25歳もこんなもんです。

心が右往左往している。

「神経痛」が頭をよぎってからは「認めたくない」気持ちが溢れてくる。

腰痛でもぎっくり腰でもない。

でも、間違いなくここにある痛みは一体何なのか?

そこで初めて「神経痛」という言葉が頭によぎります。

  • ひょっとしてこれが「神経痛」ってやつか?
  • 腰動かして足がビリビリする場合ってどんな病気になるの?
  • 坐骨神経痛か?
  • 椎間板ヘルニアか?
  • 脊柱管狭窄症か?

これらのいずれかの可能性が高いと思うけど「椎間板ヘルニア」だけは絶対に嫌だ。

あれは選手生命が絶たれる疾患の気がする。

これは「坐骨神経痛」だろう。いや酷い腰痛なんだよきっと。

こんな現実逃避の度に僕は出ました。

当時の僕は自転車やホッケーと、運動大好きだったのでそれができなくなる可能性が出るのか、と考えるのすら嫌だったのです。

今から考えると笑い話ですけど、当時の僕は本当に不安と恐怖で参っていました。

人生初のヘルニアとはこんな風に心を壊していくものなんですね。

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