「変形性ひざ関節症」をまとめる。 by NHK今日の健康 パート3

公開日:2017/03/01
最終更新日:2017/03/02

過去記事

NHK今日の健康から「変形性膝関節症」をまとめる。パート1

NHK今日の健康から「変形性ひざ関節症」をまとめる。パート2

変形性膝関節症で使われる治療具・薬について

変形性膝関節症における最初にすべき「治療」とは

運動する事。

これは一貫して変わらないようです。

そしてどうしても痛みが我慢ならないという時は

「薬」

を頼るのも仕方が無いと考えられますが、その前にもう1クッション置いても良いのではないかというお話がありました。

「サポーター装具」

を試すという事です。

運動は薬に近い効果が期待できる上に副作用が無いというメリットがあるので、やはり薬を利用する前に装具によるサポートで運動が可能となるかどうかを確認する事を試すべきだとしています。

代表的な装具

  • サポーター
    • 膝を覆うサポーター
    • ベルトタイプ、金属タイプ等様々。
  • 足底版
    • インソール、中敷きの事。
    • 主に靴の外側が摩耗するO脚の人が使う。

これが代表的な装具です。

これらを活用して運動が可能になるのであれば、ドンドン運動をしましょうという事。

運動を続ければ動ける範囲が広がっていくので好循環に乗りやすいという事ですね。

装具で対処できない痛みの場合は「薬」を活用する。

先に薬についての前提を述べますと

  • 変形性膝関節症への治療効果は無い。
  • 消炎鎮痛効果がある。
  • 副作用がある。
    • 主に「肝」「腎」の二つ。

これを絶対に忘れないようにしてください。

そんな変形性膝関節症に対する薬についてですが

  • 非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)
  • 解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)
  • 非ステロイド性抗炎症薬(COX-2選択的阻害薬)
  • ヒアルロン酸注射
  • ステロイド薬の関節注入もあり
    • 繰り返しには注意が必要
  • 貼り薬(湿布)
    • 温湿布
    • 冷湿布

湿布を使うにあたっての注意点

一般に市販されている湿布は特に副作用は無いといって良いと思いますが、医療機関で処方される湿布の場合は別です。

同じ湿布でも医療用は薬成分を含んでいるので「副作用」があります。

  • 貼った患部を直射日光に当てると皮膚炎を起こすケース
  • 1日3枚以上貼ると薬成分の血中濃度が高くなり、胃腸~腎機能障害を起こすケース

医療用は指示通りに使用する必要がありますので注意しましょう。

今は新しい薬が登場してきている

今は未認可だそうですが、近い将来に「抗うつ薬」である

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬

が変形性ひざ関節症の治療薬として認可される可能性があるそうです。

「抗うつ薬」がどうして「変形性膝関節症」に?

と感じてしまうところなのですが、要は

「痛みの神経伝達を阻害して、痛みを緩和する神経伝達を活発化する」

という事です。

ただし、痛みが無くなっている訳では無いので注意が必要です。

身体は痛みの反応を続けている。それを感じなくしているだけ。

これは物凄く重要なポイントです。

薬によって鎮痛効果が得られると、人はどうしても「動きたく」なります。

中には「薬のお蔭で治った」という感覚に陥る人もいます。

これは「痛み」が治まっただけで、身体の内部では未だに「炎症」反応が起こっています。

そして膝関節に対する負担が軽減されている訳ではありませんので、痛みのブレーキ無しで動くと膝へのダメージがドンドン蓄積されてしまいます。

その結果、痛み止めが切れた途端に痛みが倍返しになる可能性もあるという事です。

 

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