医学について

公開日:2017/02/15

30代から医学書を読み始めたおっさんの素直な気持ち

僕は30代から医学を学び始めました。

医学部に通う暇もお金も無いので、医学書を買って読み漁ったくちです。

どうしてそんな事をしたかというと、凄く単純な話で

「人間の仕組みを正確に知りたくなった」

というもの。

もっとシンプルに言えば

人間そのものを理解した方が、病気や怪我の最適解って絞り込みやすいんじゃないの?

と感じたからです。

  • 椎間板ヘルニアにはこれだ!
  • 坐骨神経痛にはこれだ!
  • 癌にはこれだ!
  • 高血圧にはこれだ!
  • これは良性発作性頭位めまい症だ!
  • これはメニエール病だ!

とか、こういった情報に何処まで意味があるのだろうかと思ったんです。

そんな事より、もっと掘り下げて、

  • 人間の身体の中で何が起こっているのか。
  • そしてそれは何故起こっているのか?

そこを理解すれば、実は答えはシンプルなんじゃないかと。

そう思って僕は医学書を手にするようになった訳です。

そんな部外者がいっちょ前に医学書を読んで感じた事を書いてみたいと思います。

医学書って「人間」の事より「動物」の事が多かった。

一番最初に感じたのはこれです。

特に生理学の教科書で感じたのですが、生理機能についての研究が「人」ではなくて「イヌ・猫・サル」による実験データが使われているという事。

なので、解説を読んで読んで最後に待っているのが

「あ、今の話って人間のことじゃないんだ」

という落語のオチの様な展開でした。

これは新鮮でした。

勿論、人を対象とした実験も多々あるのですが、神経系はやっぱり動物が圧倒的に多いなぁという印象です。

人間で実験なんてできないですよね。

意図的に組織を破壊したりする訳ですから。

「~と思われる」とか「今後の研究が待たれる」という結びが多い。

これも新鮮でした。

僕は「医学」という学問は人間を解明しきっていて「残すところは脳の一部」というイメージを持っていたのです。

それが読めば読む程に

  • と思われる
  • 現時点では明らかになっていない
  • 学説が様々である
  • 未解明な部分が多い

という「医学でもわかりません」という結びの項目が多い事に気付きました。

僕が思っていた以上に医学って人間を解明できていないんだと。

歩行のメカニズムすら、実は医学的にはまだ良く分かっていないそうです。

そして同時に思いました。

TVで色々と解説している先生は

「現時点での医学ではこう考えられている」

という「いわばまだまだ仮説段階」に近い内容を解説しているのかと。

余りに堂々と説明しているので「確定事項」だとばかり僕は思っていました。

これ、僕の固定観念だったみたいです。

「医学」でも人間の事は「わからない部分」の方が多い。

僕が今感じている結論です。

医学は人間の事を殆ど解明していると思っていた僕ですが、

人間について医学はまだ「見えていない領域」の方が多いと思う。

厳密なデータや数値がある訳では無いです。

ですが、医学書を何度も読み直して感じるのはやっぱりそこ。

「医学もまだ手探り状態なんだ」

という事です。

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