歩行は後方の足が主役。

歩行の主役は「前足」ではない。

これ、意外に勘違いをしている人が多いので解説したいと思います。

歩行の主役は「前足」ではない。

これ「走る」という運動にも共通しているのですが、

走る主役は後ろ足

ここでは歩行についての解説をしたいと思います。

とにかく結論としては「前足側で歩くのでは無い」という事です。

つまり大腰筋を使う側ではないという事です。

歩行の主役は後方の足。

歩行の主役となるのはこちら。

後ろ側の足です。

つまり、大殿筋を使う方の足となります。

もうここでわかる人はわかると思います。

「歩行の主役は大殿筋」

という事なんです。

まずはそれだけ覚えておきましょう。

僕らは「大腿四頭筋」で歩いている事が多い。

臨床で良く出会う患者さんは

  • 「大腿四頭筋がパンパン」
  • 「大殿筋が全然入らない」

もうこのパターンが本当に多いです。

この場合、まず間違いなく

「O脚」

です。

  • 膝が屈曲する
  • 股関節が屈曲する
  • 大腿四頭筋が頑張る
  • 大殿筋は使われない。

他にも色々ありますが、主にこういった状態で定着します。

その結果が「大殿筋が入らない」と「大腿四頭筋がパンパン」という状態です。

下腿三頭筋がパンパンになっている事も多い。

これは本来の人間の在り方からすれば不自然なのですが、日本人には非常に多い状態となっています。

  • 歩くことが無い生活
  • デスクワークの日常化

もうこれが原因の大半ですね。

僕らの多くは「大腿四頭筋で歩く」という変わった歩行を日常的にしているのです。

大殿筋が本来の主役のはずなのに。

本来の歩行を取り戻すには「歩く」事から始めよう。

僕ら日本人の歩き方が不自然になっている。

それを上の項目で説明しました。

では、それを本来の歩行に戻すにはどうしたら良いのか?

そこはとても簡単です。

  • 歩くことから始める。
  • 仕事で使わない筋肉を1日の何処かで使ってあげる

これだけで結構改善します。

僕ら人間に関する事は全て「隗より始めよ」で説明がつく事ばかりなんです。

いきなり「理論値」を目指すのが日本人。

僕ら患者は、いきなり「理想論」に入ろうとする。

僕ら患者に多いのはこれ。

「本来の歩行」を取り戻そう、と燃えると「正しい歩き方」を学んでそれを実践しようとします。

これが失敗の素。

取り組み始めた時は、もっともっと手前の段階に居ますので、まずは足元固めから始めましょう。

とにかく最初は「歩く習慣」から。

正しい歩き方なんて考えなくて良いです。

とにかく「歩く日常」を生活に取り入れる事から始めてください。

こう伝えると

「正しい歩き方をしないと意味が無い」

と仰る方がいるんですが、そんな事はありません。

「学べば急に正しい歩き方ができる」

と考えるその意識の方が厄介なんです。

最初は頭を使う必要はありません。

とにかく歩いてみる事。

その中で色んな事が見えてきますので、ドンドン修正して「最終的に本来の歩き方」に辿り着けるようにしましょう。

「歩行」とは本来無意識の制御の賜物。

歩行とは本来無意識の自動制御によるものです。

小脳の中には既に歩行プログラムが組み込まれていると考えられています。

そこに「正しい歩き方」といった意識による制御を持ち込むと、余計に不自然な歩き方になるケースが多いです。

毎日しっかり歩けば、身体の方が勝手に修正してくれることも多いです。

 

歩いていない人はとにかく歩く。

歩くことから始める。

それで十分です。

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