【腱板断裂・腱板損傷】肩こり・肩の痛み対策をまとめる by NHK 今日の健康 パート3

腱板断裂について


画像引用:http://qq2q.biz/CTR6

肩関節にはローテーターカフ(回旋筋腱板)と呼ばれる「肩関節の保持」に特化されたインナーマッスル群があります。

その筋肉と骨の繋ぎ目となる「腱」が板状に見える為に「腱板」と呼ばれるそうです。※腱板については「ローテーターカフ」を当てはめるケースもあるので、難しく考えない方がいいです。混乱します。

腱板断裂とは「腱板」が「断裂」する状態を指すものですが、実際に「完全に断裂」を起こすケースは少なく、多くは「傷つく」状態となるようです。

その場合は「腱板損傷」となりますが「腱板断裂」より「腱板損傷」の方が多いはずです。

○腱板断裂が最も起こりやすいのは「棘上筋」

腱板断裂が最も起こりやすいのは棘上筋です。

棘上筋は肩を外転させる際に「きっかけ」をつくる運動を司る「きっかけ筋」です。

大体30度までの角度は棘上筋が担当し、それ以上の角度は三角筋の中部が担当をします。

棘上筋が腱板断裂になってしまうと、肩を持ち上げる「きっかけ」を作れなくなるので、三角筋が頑張るのですが、肩を横に開けず、上に持ち上げる動作になりがちです。(肩を耳に近付ける動作)

○腱板断裂の原因の多くは「加齢」

腱板断裂を引き起こす最大の要因は「加齢」だそうです。

元々、腱は「消耗品」としての要素が強いのですが、棘上筋は特に使用頻度が高い為に肩関節を支えるローテーターカフの中でも最も負担が大きい筋肉です。

ですので、障害が起こるのも早い事が多いという事ですね。

大工さんなどは職業柄痛めやすいようです。

○体質的な要因もあるかも?といわれている。

腱板損傷は職業的な負担、肩の酷使が無かったとしても、40代から起こる事もあるそうです。

これには「体質的な要因」もあるとされていますが、実際は

「生活上、癖などの要因が潜んでいる」

と考えて良いと思います。

僕が臨床上見てきた限り「本人が自覚していない要因が隠れている」ケースが9割以上でした。

○60代以上の4人に1人に起きている

腱板断裂は60代以上の4人に1人に起きていると考えられていますが、実際は「腱板損傷」の場合が多いと思います。

「腱板断裂」の場合は無自覚という事はまずありません。

一方の「腱板損傷」の場合は加齢で衰えた腱板が徐々に傷付いていく為に「無自覚」の期間が長い事もあります。

○エックス線検査では写らない「腱板断裂」

腱板断裂はエックス線検査では確認ができません。

「腱板」はエックス線に写らないからです。

もし「自分は腱板損傷 or 腱板断裂か?」と気になる状態になった場合は、MRIやエコーなどの画像検査を受けてみてください。

整形外科にて受けられるはずです。

腱板断裂の治療

腱板断裂・腱板損傷の治療は

  • 運動療法
    • ローテーターカフのリハビリ運動・機能訓練
    • 断裂をしていない筋肉を鍛えて代償性を養う。
  • 薬物療法
    • 消炎鎮痛剤による痛みへの対処
    • 関節にヒアルロン酸を注入して柔軟性を確保

腱板断裂の人が行う体操

腱板断裂・腱板損傷の人が行う体操ですが、

  • 棘上筋
  • 棘下筋
  • 肩甲下筋
  • 小円筋

の4つの筋肉、「回旋筋腱板」「ローテーターカフ」と呼ばれる肩関節のインナーマッスルを運動させる事が目的となります。

つまり、運動の「方法」は特に問いません。

上記「ローテーターカフ」の運動をさせればそれでOKです。

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番組中では「棘上筋が弱っているので、重力の負荷を開放して行う」という事を重視して紹介されていました。

机の上に手を置くことで「重力から引っ張り上げる」という肩関節が恒常的に担っている「負担」から解放し、該当する筋肉の運動に集中させています。

  • 重力の負荷を取り除く
  • ターゲット筋に集中した運動

これはとても大切な要素ですので覚えておきましょう。

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