【五十肩・糖尿病はなりやすい】肩こり・肩の痛み対策をまとめる by NHK 今日の健康 パート2

五十肩とは


画像引用:http://qq2q.biz/CU6Y

画像引用:http://qq2q.biz/CU6Y

五十肩はその名の通り「50代(40代の時なら四十肩)に多発する肩に起こる関節の異常」です。

代表的な自覚症状としては

  • 「腕が上がらない」
  • 「腕が上がらないから服が脱げない・着れない」

といったもので、「腰痛で靴下がはけない」の肩版のようなものです。

○人間の筋肉・関節組織は基本的に「消耗品」

肩関節に限らず、人間の筋肉や関節の軟部組織は1点物であり消耗品です。

使えば使うほどに徐々に疲弊していきます。

肩関節は股関節同様に可動性の大きな「球関節」をしており、股関節以上の可動性を確保するために靭帯などの保護組織が股関節に比べてかなり薄くなっています。

その為、どうしても構造が脆くなっているのです。

この構造的な問題が「四十肩」「五十肩」と呼ばれる肩関節に起こる症状を引き起こす要因と考えられています。

○五十肩は炎症反応か?炎症が起こりやすいのは4ヵ所。

番組中、五十肩の解説として

「関節部に起こる炎症」

とされていました。

炎症反応が特に起こりやすいのは4ヵ所で

  • 肩甲骨前側:棘上筋と肩甲下筋の隙間である「腱板疎部」
  • 肩甲骨側面:と腱板疎部と繋がる上腕二頭筋長頭腱
  • 関節包の下側:上腕骨と肩甲骨を包むクッション
  • 滑液包の上部:上腕骨と肩峰の間に挟まっているクッション

です。

このいずれかの部位に炎症が起こると、腕が上がりにくくなる症状が出てきます。

○糖尿病の患者は五十肩を引き起こしやすい

血糖値が高いと関節包を構成しているコラーゲンが固くなりやすく、五十肩に繋がりやすいという説もあるそうです。

糖尿病患者の方は五十肩・四十肩を予防する意味でも、血糖調整を行った方が良いでしょう。

○五十肩は「骨棘」や「関節ネズミ」が原因ともされていた。

数年前の五十肩の解説本には

  • 骨棘形成
  • カルシウム沈着による石灰化
  • 滑液中に遊離した関節ネズミ

といった解説が多かったと思います。

新しい情報が「正しい」という事は決してない世界なので、こういった可能性も頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

五十肩の経過について


画像引用:http://qq2q.biz/CU6Y

五十肩の症状は「経過」に伴い感じ方が変化していくそうです。

  • 急性期
    • 痛みが強い
    • 無理をすれば動かせる
    • 発症~2週間ほど
  • 慢性期
    • 痛みが軽減する
    • まだ動かしにくい
    • ~6ヵ月ほど
  • 回復期
    • 痛みは更に軽くなる
    • かなり動かしやすくなる
    • 1~2年

回復期まで1~2年とは少し長い気がしますが、在宅療法で期間を早める事は可能だと思います。

○「五十肩」は時間薬が効かないとされた時期もある。

これも今昔の比較になるのですが、

  • 肩こり:筋肉の問題だから時間薬
  • 五十肩:関節内の物理的変化だから時間薬が効かない

とされている本が結構あります。

これも「どちらが正しい」ではなく「どちらの可能性もある」という程度の認識でいると良いと思います。

大切なのは「正しい疾患名・症状名が何か」ではなく「自分の身体に何が起こっているのか」の理解にあるからです。

日常生活を基準に考えよう。

現在の五十肩の概念は

「炎症による諸症状」

となっているようです。

その為、1~2年の時間薬で症状が改善されていくとされており、日常生活に支障が出ていない限りは特に受診を考える必要は無いそうです。

ただし、

  • 日常生活に支障が出ている
  • 今すぐ何とかしたい

といった明確な問題・目的がある場合は整形外科を受診すると良いでしょう。

整形外科での外科的な五十肩治療について


画像引用:http://qq2q.biz/CU6Y

整形外科における外科的な治療法として

  • 関節腔拡張術
  • エコーガイド神経ブロック舌徒手授動術
  • 関節包切離術

等がありますが、個人的には選択する必要性は「肩関節が余程の状態」でない限りは不要かと思います。

その前にできる事は沢山あるはずです。

関連記事

コメントは利用できません。

最近のコメント

    カテゴリー

    ページ上部へ戻る