むくみ「リンパ浮腫」をまとめる by NHK 今日の健康

リンパ浮腫とは

リンパ浮腫とは「リンパ液が溜まることによって浮腫となる現象」を指します。

  • がん治療の手術
  • 放射線治療

等の後遺症として起こることが殆どだそうです。

リンパ節を切除する事によって、リンパ液の循環路がなくなる訳ですから、どうしてもリンパ液が戻れずに溜まってしまう形になりやすいのです。

行き場を失ったリンパ液が溜まって膨らむのがリンパ浮腫

ただ、誰にでも起こる訳ではなく、子宮がんや乳がん患者の場合は5~25%程度の発症率となるそうです。

リンパ節をとっても、戻る経路は僅かに残っているということでしょうか。

厄介なのは「術後すぐに起こる」場合と「数年たってから起こる」という場合があるということ。

数年後の発症の場合は後遺症として認められないケースもあると思いますので、発症数値は実際はもう少し高いのではないかと思います。

ちなみに高齢女性に多いむくみである「下肢静脈瘤」とはまた別です。こちらはリンパ管の問題です。


画像引用:http://u0u0.net/Dgtk

画像はかなり極端ですが、わかりやすいと思います。

見ての通り「膨らむ」のです。

リンパ浮腫のチェックについて

画像引用:http://u0u0.net/Dgtk

リンパ浮腫のチェックは簡単です。

  • 皮膚が張る:内圧が高い為
  • 押すと凹む:凹んでなかなか戻らない

直感的な言葉で表現すると

  • 「パンパンに張っている」
  • 「ブニュっと押し込んだら戻ってこない」

こんな状況になるのがリンパ浮腫の特徴です。

疾患としては良性のもので「命に関わるものではない」としても、QOLを損なうものですから辛いことに変わりはありません。

リンパ浮腫は治らない

リンパ浮腫は基本的に「治らない」病気です。

リンパ節は高速道路でいうなら「ジャンクション」になります。

複数のリンパ管が集合して次の部位へと流れていく経路地です。

そこを取り除いてしまうので、リンパ液は当然行き場を失いますし、側副路ができたとしても機能はかなり落ちます。

治すにはリンパ節同様の機能を持つ何かで代替するしかないんです。

そして、それは現時点では存在していません。

ですので「保存的療法」が基本になります。

リンパ浮腫の治療

リンパ浮腫の治療は主に4つ。

  • リンパドレナージ
  • 圧迫療法
  • 圧迫しながらの運動
  • スキンケア

いずれも「保存療法」になります。

リンパドレナージ(リンパドレナージュ)

リンパドレナージは民間で大流行したのとは全然違います。

民間で流行ったのは「超圧迫」でリンパを押し流すタイプのものでした。施術側が汗かくレベルです。※今は違うのかな?

病院で行うリンパドレナージは「超ソフト圧」で一歩間違えたら「気功ですか?」と言いたくなるような弱い圧です。

皮膚表面に軽い圧刺激をかける事でリンパ管の閉じている先端を開かせるのが目的となります。

つまり全く別物です。

でも、どちらもリンパドレナージを名乗っていますのでややこしい。

圧迫療法

女性はご存知の弾性ストッキングです。

強く圧迫することによってリンパの戻りをサポートします。

個人的には、この強烈な圧迫は血液循環には影響無いのかなと思います。

何せ弾性ストッキングって滑り止めのついた手袋とかを使わないと履くのが大変なくらい強烈なもんで。

昔にブームになった「数人がかりで着る」というspeedoのLZR RACER(レーザーレーサー)水着みたいなものですね。

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