もやもや病をまとめる by NHK今日の健康

もやもや病とは


画像引用:http://urx3.nu/DmNN

「もやもや病」とは僕は初めて聞いた疾患名だったのですが、1950年代に日本で見つかった病だそうです。

「もやもや」の語源は脳に広がった新生血管が「たばこの煙」の様に見える為に命名されたそうです。

もやもや病は「脳内に広がった新生血管」が引き起こす病気です。

もやもや血管の正体について


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「もやもや病」のもやもやは「新生血管」です。

つまりは「赤ちゃん血管」だと考えましょう。とても細くて脆い血管です。

この新生血管によって起こされる疾患は結構多く

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これなども新生血管が原因となって起こる疾患となります。

新生血管は何故起こるのか

この厄介な新生血管ですが、どうして起こるのでしょうか。

多くの場合は「血流障害」が原因となります。

血管が何かしらの理由で狭窄ないし閉塞を起こし、血流障害が起こります。

すると、不足した血流を補う為に新たな血管が作り出されます。

この新たな血管が新生血管です。

新生血管は若い血管の為、組織が脆く、簡単に出血をしてしまいます。

その為「出血→新生血管→新生血管から出血→新たな新生血管」という悪循環になるケースもあるようです。

※この新生血管については「新たな血管」という意見と「周囲の毛細血管が血管として発達をする」という意見があるようで解説する医師によって内容が若干異なったりしています。

血流障害は何故起こるのか?

新生血管が起こるのは血流障害だとわかりましたが、ならその血流障害がどうして起こるのか?

詳しい原因については言及されていませんでしたが、脳卒中の原因の多くは

「動脈硬化」ですので、大人に関しては

  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 糖尿病
  • 塩分過多の食事
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 喫煙
  • 飲酒過多

などが関わっていると思います。

子供の場合は脳血管自体がまだ若い為に、様々な要因が重なって閉塞が起こるのではないかと思います。

もちろん、大人同様の理由から生じることもあるはずです。

モヤモヤ病の症状について


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モヤモヤ病の症状は、血流障害と神経障害の両方の症状が出るようです。

  • 失神
  • 頭痛
  • 脱力発作
  • 手足の麻痺
  • 不随意運動
  • けいれん

などが多く、体内の二酸化炭素濃度が高くなる「呼気」の際に起こりやすくなるようです。

楽器を吹く動作などは要注意です。息を長時間止めておく潜水なども注意が必要だと思います。

モヤモヤ病には二つのタイプがある


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モヤモヤ病は大きく二つのタイプに分けられます。

  • 1.虚血型:脳血流が不足した状態で起こる
  • 2.出血型:脳内で出血が起こり発症する

子供の場合は殆どが虚血型として発症、成人では半数が虚血型となるそうです。

脳血管が不安定な子供に多い。

もやもや病は脳血管が安定していない子供のころに多く起こる病気で、大人の場合はそれほど発症しません。

大人の場合は脳血管が安定しているので、新生血管が起こる可能性が低くなるからです。

また、もやもや病はアジア地域に、そして女性に多い疾患だそうです。

モヤモヤ病の検査・治療について

モヤモヤ病の検査や治療については割愛します。

脳血管の病気なので、検査は脳血流検査となります。

MRIや造影剤を使った検査などが中心です。

治療については血液をサラサラにする抗血小板薬や抗けいれん薬、鎮痛剤や降圧剤などが中心です。

投薬治療で対応できない場合は手術適用となります。

モヤモヤ病の手術について

モヤモヤ病の手術は大きく分けて二つ。

  • 直接バイパス術
  • 間接バイパス術

となります。

直接バイパス術


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直接バイパス術はその名の通り、血管を直接バイパスして血流を確保する術式です。

新生血管が生まれる理由は「血流障害」であり、それは「血管の閉塞」によって起こります。

そこで、頭皮の血管を直接「閉塞箇所の先」にバイパスすることによって、新たな循環路を確保するのです。

血流が改善することによって新生血管が生まれる必要性・理由がなくなります。

間接バイパス術


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こんな手術があったんですね。ビックリしました。

血管を直接バイパスするのではなく、筋肉を脳に接着させて「新生血管」を促す術式です。

番組中、HPでは「血流が豊富な皮下血管や筋肉を」という言い方でしたが、図を見ている限りだと筋肉を接着させている感じです。

接着した筋肉からは早くて1ヶ月目から根を生やすように血管が新生していくそうです。

そう考えると、僕らの血管は植物でいう根のようなものかもしれませんね。

茎は大動脈で、根は毛細血管。

生物も植物も、命を繋ぐ基本は「循環」なんでしょうね。

間接バイパス術は子供向け

この間接バイパス術ですが、新生血管が定着しやすい子供の場合に適用されることが多く、大人の場合は直接バイパスが検討されるようです。

 

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