「代謝」という言葉を具体的に理解しておこう。

画像引用:http://urx.red/DHIp

「代謝」という言葉を具体的に理解しておこう。

「基礎代謝」という言葉がダイエットの中で良く使われていますが、「代謝って何?」と聞かれると

カロリーを消費する事

くらいの認識である人が結構います。

それはそれで確かに正しいのですが「代謝」そのものを説明するには少し言葉が足りません。

「怪我が治るのがホメオスタシス」と言っているようなものです。

カロリー消費はあくまで「代謝」の一部に過ぎません。

「代謝」という言葉を正確に理解しておくだけでも見えるものが随分と変わってきますので、ここでは代謝を改めて説明したいと思います。

「代謝」とは身体の中で起こる化学反応全てを指す。

「代謝」という言葉では字面からも余り意味が想像つきません。

「代わりに謝る?誰に?」といった発想に僕は最初なりました。

どうしてこんな名称になったのでしょうか。

話を戻します。

生理学の教科書から言葉を借りますと、代謝とは

生体内で起こる全ての化学的変化とエネルギー変換を意味する

引用元:ギャノング生理学 p285

という事だそうです。

余りに抽象的過ぎて意味不明ですよね(笑

教科書ごとに定義が微妙に変わっているので、余り深く考えなくて良いと思います。

とりあえず、身体の中で起こっている事(化学変化)は代謝だと。

早い話が細胞の活動は代謝であると言って良さそうだと。

そんなイメージで僕は良いと思います。

日々の細胞活動が代謝活動である。

そうしておきましょう。

代表的な代謝活動は「同化」と「異化」で説明がつく。

「代謝」という言葉は非常に広義なものになりますので、もっとシンプルに考えて良いです。

「代謝」では何が起こっているのか?

それに関しては

  • 「同化」:素材を組み合わせて新たな物質を「合成」する。エネルギーが必要な事が多い。
  • 「異化」:大きな素材を小さな複数の物質に「分解」する。分解過程でエネルギーが発生する

という2つの出来事が色んな所で常に起こっていると考えてください。

  • 必要なものを同化(合成)し、不要になったものは異化(分解)する。
  • また、エネルギーを取り出すためにエネルギーを含んだ物質を異化(分解)をする。

色んな形での合成と分解が重なり合って、僕らの身体は成り立っています。

「カロリー消費」とまとめてしまえるほど単純なものでは無いんですね。

カロリー消費と代謝の関係

じゃあ何故、カロリー消費と代謝がここまでセットに扱われているのか。

それは「基礎代謝」という概念があるからです。

基礎代謝とは人間が生命維持をする為に無条件で必要とする「1日のエネルギー量」の事です。

僕らの身体は安静にしていたらエネルギー消費量が「0」になるようなものではありません。

細胞分裂は24時間休まず起こっていますので、常にエネルギーを必要としています。

心臓が動くのだって、血液が流されていく中で起こる化学反応だってエネルギーを必要としているのです。

つまり、僕らの身体は24時間エネルギーを使い続けている「大飯食らい」なんですね。

24時間営業のコンビニで言うなら「光熱費」みたいなものでしょうか。

スタッフがいなくても、お客さんがいなくても、コンビニを維持するためには「光熱費」が必要です。

その無条件に必要とされるエネルギーが「基礎代謝」という事ですね。

基礎代謝を上げれば「楽して痩せれる」に誰もが食いついた!

ダイエットと言えば「運動」によるカロリー消費と「食事制限」による摂取カロリー制限が王道だと思いますが、

これが実にキツイ

という現実にあります。

しんどい割に即効性も無いと来た。

だからダイエット挫折者が増え続けている訳です。

そこで、何もしなくても勝手にカロリー消費されていく「基礎代謝」を上げる事によって「何もしなくても痩せていく身体を手に入れよう」と誰かが言い出して一気に広まったのです。

だから「ダイエット=基礎代謝向上」が市民権を得るに至った訳です。

基礎代謝を上げるのって結構大変なんですよ。

  • 筋トレして筋力アップをする
  • アップした筋力を維持するために筋トレをする。
  • 筋トレ止めると元に戻る

結局は「継続しないと意味が無い」というループに陥ります。

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