【前立腺癌】前立腺の病気をまとめる by NHK 今日の健康 【パート1】

まずは前立腺を知ろう


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前立腺とは「男性特有」の臓器で、

  • 恥骨の後方
  • 膀胱の下
  • いわゆる「下腹部」にある
  • 尿道を包み込む形をしている。

が特徴となっています。

その役割は主に「分泌腺」としてのものです。

年間の罹患率が実は1番高い「前立腺がん」

2016年のデータですが、年間でのガン罹患率が最も高いガンが

前立腺がん

だったようです。

前立腺がんが増えたのには理由がある。

何故、前立腺ガンがここまで増えてきたのでしょうか。

それには色々と理由が考えられています。

  • 食事の欧米化
    • 動物性脂肪が前立腺ガンと関りが深いとされています。
  • 高齢化社会
    • 高齢男性に起こりやすい
  • 検査技術の向上と検査の習慣化
    • 早期発見により「診断数」が単純に増えた
    • 血液検査で検査が非常に簡易

これらの要因が重なり合って、結果的に「前立腺ガン」の診断数が増えたと言えるでしょう。

前立腺ガンの検査について


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前立腺ガンの検査は「血液検査」です。

この手軽な検査によって前立腺ガンの判断ができる事が「早期発見」「診断数の増加」に繋がっている事は間違いないでしょう。

大腸がんなどは「内視鏡検査」等の少し思い切りが必要な検査となりますので、検査を受ける人数がまだまだ少ない可能性があります。

なので「ガン患者の数」でリスクの大小は語れないと考えましょう。

話を戻します。

大腸ガン検査は「PSA検査:血液検査」でお手軽。

大腸がんの検査は「血液検査」です。

PSAという前立腺の特異抗原の血中濃度で診断がおります。

このPSAは主に前立腺上皮細胞から分泌される「酵素(タンパク質)」を指していて、本来は血中濃度は高くありません。

そのPSA値が高くなっている場合は「前立腺ガン」の可能性が出てきます。

お手軽だけに「過剰診断」のリスクがある。

このPSA値、血液検査で調べる事ができるので、ガン検診としては非常に手軽なものとなります。

そのお陰もあって、前立腺ガンの検査を受ける人は年々増えていると思うのですが、良い事ばかりではありません。

  • 実際にガン細胞を確認している訳ではない
  • あくまで血中PSAの数値
  • PSAは前立腺特異的ではあっても前立腺ガン特異的ではない。
    • つまり、他の疾患でも数値が上がる

となりますので、その数値判断で「前立腺ガン」を診断するのは「過剰診断」になるのではないか?との懸念もあるそうです。

とはいえ、PSA値が高い場合、次の項目で紹介する

  • 「直腸診」
  • 「経直腸エコー」
  • 「前立腺生検」

といった精密検査が行われるはずなので「リスクがある」という判断だけでは「過剰診断」という言葉には当てはまらないような気が僕はします。

PSAだけで「貴方は前立腺ガンです」と診断する医師がいるのでしょうか。

その他の前立腺ガン検査

PSA検査以外の前立腺ガン検査についてです。

1.直腸診

個人的にはこれは嫌です。

医師が直接指を直腸に入れ、前立腺を触診します。

命に関わる話かもしれませんが、個人的には人間の尊厳を優先したい。

2.経直腸エコー

直腸診より、こちらの検査の方がよほどいい。

ただ、前立腺ガンはどれか一つの検査で完璧に確認が取れる訳ではなく、やはり理想的なのは各検査での総合的な判断になるのだと思います。

僕の甲状腺肥大でもそうでした。

でも、直腸診は個人的にはやはり避けたい。

3.前立腺生検

いわゆる細胞診というやつです。

これが一番負担が少ない気がします。

前立腺の組織を注射で回収し、細胞内にガン細胞がいるかいないかを確認します。

ただ、前立腺の中で「あたり」を付けた場所の細胞を回収するだけなので、前立腺全体の細胞チェックには至りません。

細胞診で「異常なし」となっても実際にはガン細胞が潜んでいる可能性はあるのです。

そこだけは忘れないようにしておきましょう。

前立腺ガンの治療について


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前立腺ガンの治療は「進行度」によって内容が変わります。

  • 軽度:内部に留まっているガン
  • 中度:外部に出始めているガン
  • 重度:転移しているガン

各進行度は上記の3つです。


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1.監視療法

いわゆる「経過観察」と呼ばれるものです。

これって「治療」にされているんですね。

僕も甲状腺肥大で経験をしていますが、本当に定期的に診察を受けて終わりです。

治療は何もしませんし、毎回検査を細かくする事も無いです。

触診と問診だけで終わる事もありました。

2.手術

前立腺の摘出手術です。

一緒に精嚢も摘出するのが一般的だそうです。

術式の名称は「前立腺全摘除術」で、細菌ではロボットによる支援手術が保険適用となり随分進歩しているようです。


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歯科治療のマイクロスコープがお化けになったみたいな感じですね。

3.放射線治療


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前立腺ガンの放射線治療には大きく二つの形があります。

一つ目が僕らがイメージしている通りの放射線療法で

「外照射」

と呼ばれるものです。

ベッドの上で寝そべっている間に放射線が機械から照射される治療ですね。

外照射では「IMRT(強度変調放射線治療)」と呼ばれるコンピュータ制御の放射線治療が一般的で、

  • 多方向から
  • 強弱をつけて
  • 腫瘍の形に合わせて照射

という細かい調整を行いながらの照射が可能になっているそうです。

二つ目の放射線療法は新しいタイプの治療ですね。

「組織内照射」

と呼ばれるタイプで、微量の放射性物質を含んだカプセルを外科的に前立腺周囲に埋め込みます。


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何か寄生虫のレントゲン写真みたいですけど。。。。。

これが前立腺周囲に埋め込まれるカプセルです。

このカプセルから微量の放射線が常に前立腺に照射されるので患部に限定的な照射が可能です。

同居している家族への放射線の被爆はありませんが、赤ちゃんなどを膝の上に座らせる事は少なくとも治療開始6か月までは辛抱した方が良いとのことです。

影響は基本的に無い、としていても微量の放射線は体外に放出されているという事かなと思います。

4.ホルモン療法

前立腺ガンが成長してしまう因子の一つは「男性ホルモン」です。

そこで男性ホルモンを抑制する薬で前立腺ガンの成長を留めます。

但し、このホルモン療法は2~10年で効果が無くなってしまうそうです。

恐らく「ガン細胞が男性ホルモンの少ない環境に順応した」という事かと思います。

これを「去勢抵抗性ガン」と呼ぶのですが、この場合は抗ガン剤や別のホルモン剤を使用します。

男性ホルモンを抑制した環境を「去勢」っていうんですね。

この表現にちょっと衝撃を受けてしまいました。

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